<初めて訪れていただいた方へ・・・写真遍歴とこのページについて>
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小さい頃から鉄道に興味があった私が写真を撮り始めたのは、小学校6年生のころ。父親に連れられ、オモチャみたいなコンパクトカメラで撮ったのがその始まりである。中学生のころは父親の持っていた一眼レフを借りて、高校生のころは自分の一眼レフを手に入れてあちこち出かけるようになった。
それまでの撮影のスタイルはというと、ひたすら列車の姿を追いかけるもの。特徴のある車両を探したり、珍しい列車が走ると聞けば現場へ向かったり。学生だったので出かける時期も長期の休みが中心で、「冬は寒いからシーズンオフ」などという馬鹿げた言い訳なんか作っていたものである。
しかし、ある時期を境にしていわゆる「列車写真」には完全に飽きてしまった。
なぜか。
経験を積んで写真の撮り方が分かると、何も考えずに撮れるようになってしまったからだ。有名撮影地に何時間も前から陣取って、みんなと同じ位置からぱしゃっと1枚、そして目的が達成されると速攻で撤収。できあがった写真はどのカットも同じ構図で、まるで機械的な仕事をしているかのように感じたのである。列車が来るまでの待ち時間に「自分ってこんな遠くまで何をしに来たんだろう?」と考えたとき、「写真を撮りに来た」なんて胸を張って言えなくなってしまった。
そんな私に転機が訪れた。
学生時代、大学の研究室のサーバが自由に使えるというので手をつけたのがこのページの始まりである。鉄道を知らない人でも「いいな」と思ってもらえるページを目指したい。イベント列車の写真ばかり羅列して、鉄道ファンだけにしか分からないページにしたくない。そんなコンセプトを実現するために、ページにはどんな写真を載せたらいいのだろうか、ちょっと悩んだ時期があった。
当時、パソコン通信のニフティサーブを通じて知り合った仲間がいた。彼らは鉄道を知らない人ばかりだったのだが、あるとき掲示板に「写真に季節感がある」という主旨の感想をもらった。
「・・・これだ!」と思ったのは言うまでもない。全国を旅して、様々な土地で季節感を味わってきた自分が、それを表現しない手はないと確信すると同時に、それまでは車両だけにしか目が行かなかった自分が恥ずかしく思えた。
以来、写真を撮る目が完全に方向転換した。季節の移り変わりの中を走る列車が本当に美しく感じるようになった。列車の正面から当たる光よりも、逆光の方が人の心を動かせることに気が付いた。列車や線路の写っていない写真からでも、旅のにおいを表現することができて嬉しかった。鉄道しか見ないのではなく、もっと広い視野から「作品」を撮るようになった。
私のページは鉄道のページか、あるいは写真のページか。作者の意向としては「写真のページ」として見ていただきたいと考えている。鉄道ファンだけに通じるような「列車番号がどうの、車両形式がどうの、運用がどうのこうの・・・」といったマニアックな話はあまり好きではない。そんな細かいことよりも、どんな人でも写真に対して「いいなぁ」と感じてもらえる環境を作るほうがずっと大切だと考えている。
鉄道でも雲でも旅の風景でも、誰かの心を動かせるような1枚は自分でも感動するし、さらにいいカットが撮れるのではないかと思うことも多い。私が次のシャッターを切るための原動力は、写真を見てくれるあなたの率直な感想に他ならない。写真を見て何かを感じていただけたら、ひとことでも書き記していただければ幸いである。・・・2001年2月14日、どんぶり拝
・・・長々とシツレイしました。ようこそ「D's Express」へ。このサイトは私ことどんぶりによる旅日記、鉄道写真、その他もろもろによって構成しています。写真・画像が中心なので重いページではありますが、ゆっくり見ていただいて気に入ったらぜひブックマークをお願いします♪
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写真:スチールカメラで撮影し、スキャナで取り込んで調整したもの。
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